中期経営計画は中経?中計?
どっちの略が正解でしょうか?
どちらも同じく「ちゅうけい」と読みますが、漢字となると「中計」が一般的のようです。
この記事では、中期経営計画は中経?中計?どっちの略が正解かという話と、中期経営計画のことについて簡単にお伝えいたします。
中期経営計画のことをざっくり理解し、未来を見据えた計画を立てていきましょう!
中期経営計画は中経?中計?どっちの略が正解?
冒頭で、中期経営計画の略は「中計」が正解とお伝えしましたが、実際にGoogle検索してみた時はどうでしょうか?
中期経営計画についての記事がたくさん出てきます。
逆に「中経」でGoogle検索してみるとどうでしょうか?
中経・・・中部経済新聞の記事
中経・・・中経出版の記事
中期経営計画の記事もありましたが、上位にあるのはこの3つでした(※2023年6月の検索結果です)。
Googleの検索結果からみても、中期経営計画の略は「中計」が一般的ということが感じ取れます。
とはいえ、「中経」でも中期経営計画の略として扱っているケースもあるので、略として間違いとは言えないのかもしれません。
中期経営計画(中計)は何年がベスト?
「中計」と略される中期経営計画ですが、何年で作るとよいのでしょうか?
一般的に3~5年と言われています。
経営計画には他にも長期経営計画や短期経営計画もあり、それぞれ何年が一般的に定められています。
中期経営計画 3~5年
短期経営計画 1年
こちらの記事では、長期・中期・短期の経営計画のメリットとデメリットをお伝えしていきます。
あわせてお読みください。
>>中期経営計画は何年がいい?長期・短期は?メリットとデメリットを紹介!
中期経営計画(中計)の必要性とは?
中期経営計画は、3~5年の未来を見据えた経営計画です。
「3年後、5年後の計画なんて意味ないんじゃない?」
そうおっしゃる方が多いでしょう。
正直、1か月後、半年後がどうなっているかわからないのにもっと先のことなんて予測できないですよね。
では、中期経営計画は必要ないのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
中小企業庁が2016年1月に(株)日本アプライドリサーチ研究所に委託した「小規模事業者の事業活動の実態把握調査」の統計結果では、経営計画がある方がない方よりも売上が増加したという結果が出ています。
このように先行きが見えない中でも、未来を見据えて行動した経営者だけが光を見つけることができるということがお分かりいただけますね。
こちらの記事では、上記の統計結果の内容だけでなく、中期経営計画の必要性と中期経営計画をどのように作っていくといいのかというお話をしています。
あわせてお読みいただけると、より理解が深まりますので、是非どうぞ。
>>中期経営計画の必要性とは?未来を見据えた計画が会社を救う!!
中期経営計画(中計)を5つのステップで作ろう!
ここまでお読みいただき、中期経営計画のことが少しお分かりいただけましたでしょうか?
とはいえ、いきなり中期経営計画を作ろうと思っても実はすぐに作ることができません。
例えば、キャンパスに絵を描こうと思ったとき、何をテーマに?どんな絵を描くのか?その絵を描くためにどんな色が合うのか?といろいろ考えて完成に近づけていきますよね。
中期経営計画も同じように、まずは、どのような理念をもって、将来どんな風になりたいか?そのために何をすればいいのか?から始まります。
中期経営計画の作り方は、基本、次の5ステップになります。
STEP2:経営理念を明確にする
STEP3:中期ビジョンを作成する
STEP4:売上計画・経費計画・設備投資計画を作る
STEP5:何通りも計画作成し、最善の経営計画にする
こちらの記事には、中期経営計画の作り方の5つのステップが詳しく書いてありますので、あわせて読んでいただけるとより理解が深まることでしょう。
>>中期経営計画はわかりやすい5つのステップでつくり会社の未来を描こう!!
まとめ|中期経営計画は中経?中計?正解は「中計」!
中期経営計画は中経?中計?どちらの略が正解でしょうか?
答えは「中計」です。
Googleで検索すると「中計」のほうが中期経営計画の記事を多く表示します。しかし、「中経」のほうは中期経営計画とは少し違う内容の記事が上位に表示されます。
そのような面から、中期経営計画の略は「中計」が一般的と言えるでしょう。
中期経営計画の略が分かったところで、中期経営計画のことも少しずつ理解し、会社の未来を描いていきましょう!
株式会社マストップは、将来こうなりたいと目指す姿に向かっている経営者と一緒に伴走していくMAS監査事業をおこなっています。
当社が提供する経営計画サポートは、「現状を把握すること」「あるべき姿(目指す姿)を明確にすること」「全社員で共有すること」を促進し、ビジョンの達成、継続的な黒字経営を実現するための課題に取り組むことを支援することです。
まずは当社の中期5ヵ年経営計画立案サポート「将軍の日」をご利用ください。
また、「このままいくと5年後どうなる?」という課題を明確にする「あんしん未来診断」も随時行っております。
税務会計業務に長け、企業の未来をサポートすることに特化とした経営支援のエキスパートによるZoom解説で、経営者の方にわかりやすくお伝えする「あんしん未来診断」もあわせてご利用ください。