中期経営計画のわかりやすい作り方!5つのステップで会社の未来を描こう!!

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中期経営計画はわかりやすい5つのステップでつくり会社の未来を描こう!! 経営計画

中期経営計画を作っても、いつも計画倒れ・・・

「中期経営計画を作る意味ってあるの?」
「中期経営計画って言ってもそんな計画通りになるわけがない!」

そんなふうに思っていませんか?

もしかしたらそれは数字を当てはめただけの中期経営計画だからかもしれません。

本来、中期経営計画は経営者の思いを数字に落とし込んでいくものです。

本記事では、中期経営計画のわかりやすい作り方である5つのステップを活用して、経営者の思いを数値化していく流れをお伝えします。さらに作った中期経営計画をのように実現していくのかというお話をしていきます。

5つのステップで中期経営計画を作り、全社一丸となって、会社のあるべき姿に向かっていきましょう!

 

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中期経営計画は5年後を見据えて作成する!

中期経営計画は3~5年後を見据えて作成する!

将来こうなりたい!

そう思っていても、道しるべも何もなしでは来年も再来年も現状は変わりません。

将来なりたい姿を実現するために、5ヵ年の中期経営計画で数値化する必要があります。

例えば、5年後「売上2倍にするぞ!」「借入金完済したい!」といってもただ漠然と日々を過ごしているだけでは実現に近づけることはかなり難しいです。

そのためには1年後どうすればいいのか?
今月はどうすればいいのか?

日々の業務に計画を落とし込んでいくことで、5年後の会社のあるべき姿に近づいていくのです。

それでは、会社のあるべき姿へ目指すための中期経営計画をつくっていきましょう!

 

中期経営計画のわかりやすい作り方!基本の5ステップ

中期経営計画の作り方!基本の5ステップ

いきなり中期経営計画を作ろうと思っても、実はすぐに作ることができません。

例えば、キャンバスに絵を描こうと思ったとき、何をテーマに?どんな絵を描くのか?その絵にはどんな色が合うのか?といろいろ考えて完成に近づけていきますよね。

中期経営計画も同じように、まずは、どのような考えをもって、将来どんなふうになりたいか?そのために何をすればいいのか?から始まります。

中期経営計画のわかりやすい作り方は、基本、次の5ステップになります。

STEP1:自社の現状分析をする
STEP2:経営理念を明確にする
STEP3:中期ビジョンを作成する
STEP4:売上計画・経費計画・設備投資計画を作る
STEP5:何通りも計画作成し、最善の経営計画にする

一つ一つみていきましょう。

 

STEP1:自社の現状分析をする

はじめに、自社の現状分析をします。

人は日々の業務に追われていると、なかなか自分のことを見つめ直す機会がとれません。

改めて自社の現状分析をすると「製造過程はこのままでいいのか?」「従業員は足りているのか?」など、何らかの課題や問題に直面します。

自社の現状分析をするときは、例えば「SWOT分析」といって、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)という4つの軸を使ったフレームワークで、会社が今置かれている状況を整理します。

自社の現状分析をするためのフレームワークは他にもいくつかありますが、まずはSWOT分析で自社の現状を客観的に分析してみましょう。

 

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STEP2:経営理念を明確にする

自社の現状分析ができましたら、会社の経営理念を明確にしていきましょう。

経営理念は、北極星と同じです。

会社を経営していくという船旅においてなくてはならない道しるべになります。

経営理念は、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の3つの要素からなっており、それぞれ役割があります。

ミッション…企業が果たすべき使命存在意義。「経営理念=ミッション」と位置付ける場合もあります。
ビジョン…経営方針未来像。「企業が目指すべき姿」を示す。
バリュー…企業共通の価値観。社員が共に働くための行動指針、判断基準を示す。

例えば

ミッション…すべての人に最高品質の暮らしを提供する。
ビジョン…業界ナンバー1になる。
バリュー…お客様に誠意をもって対応する。

といった感じです。

ぜひ、あなたの会社の経営理念を再確認し、経営計画に反映していきましょう。

 

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STEP3:中期ビジョンを作成する

経営理念を明確にしましたら、5年後の会社のあるべき姿を描きましょう。

「売上2倍にしたい」
「地域ナンバー1になりたい」
「海外に支店を出したい」

あなたがどんなふうに会社を成長させていきたいか考えてみてください。

自社の現状分析や経営理念、中期ビジョンが決まると、「どの事業に力を入れるのか?」「無駄な個所はないか?」「新規開拓できる地域はないか?」など、自社の課題や問題がより明確になり、対策案も出やすくなります。

 

STEP4:売上計画・経費計画・設備投資計画を作る

「自社の現状分析」→「経営理念の明確化」→「中期ビジョンの作成」の過程まできましたら、「数値計画」に落とし込んでいきます。

「数値計画」は、「売上計画」「経費計画」「設備投資計画」の順にするとよいでしょう。

売上計画…売上区分別の売上・限界利益目標の設定など
経費計画…人員、販売活動、製造費など
設備投資計画…回収・支払、在庫、投資、借入、返済など

例えば、新規事業を立ち上げて、5年後に売上を2倍にするには人員がどれくらい必要なのか?どんな投資が必要なのか?など、見えてくる課題や問題に合わせて「売上計画」「経費計画」「設備投資計画」を作成してみてください。

 

STEP5:何通りも計画作成し、最善の経営計画にする

STEP4の「売上計画」「経費計画」「設備投資計画」の計画をつくっていく中で、壁にぶつかることが何度か出てきます。

例えば、新規事業で5年後売上2倍になる計画を作ったとします。

しかし、新規事業のため1年目から人員を増やし固定費が増加したことで、2年目には資金繰りがショートしてしまう計画になることも・・・

そこで、借入をするのか?人員増加を見送るのか?いろいろ思案しなければなりません。

そうして、何通りもの計画を作り、それぞれを比較して最善の経営計画を作り上げます。

 

中期経営計画を絵に描いた餅にしない3つの行動

中期経営計画を絵に描いた餅にしない3つの行動


やっと中期経営計画ができたー!

ここで満足してはいけません。

せっかく最善の中期経営計画をつくりあげても、絵に描いた餅になっては何の意味もありません。

中期経営計画を実現可能にするには、次の3つのことをしましょう。

  • 経営理念や中期ビジョンを全社員で共有する
  • 会社の現状や課題を明確にする
  • 各社員のタスクに落とし込む

それでは、一つ一つみていきます。

 

経営理念や中期ビジョンを全社員で共有する

まずは、全社員に経営理念や中期ビジョンを示し、自社の進むべき道を明確に伝えましょう。

例えば

「わが社は快適な生活空間を提供することでお客様を笑顔にする!」

という経営理念を共有するだけで、社員の仕事に対する姿勢も変わってくるものです。

全社一丸となって同じベクトルに向かうことで、5年後の会社のあるべき姿に近づけるのです。

 

会社の現状や課題を明確にする

次に、会社の現状や課題を明確にし、少なくとも管理職となる社員には伝えましょう。

「大型施設オープンによる売上減少」
「資金繰り悪化による借入金返済の遅れ」
「人員不足による残業代の増加」 など

中期経営計画を実現するには、動機が必要です。

常に会社の現状や課題を明確にしておくことで、もし不測の事態により中期経営計画どおりにいかなくなっても、改善案や軌道修正案などが出やすくなります。

 

各社員のタスクに落とし込む

最後に、各社員のタスクに落とし込みましょう。

中期経営計画を作っても、各社員は自分が何をしていいのかわかりません。

中期経営計画をもとに今年度の短期経営計画を作成し、目標達成するためによりわかりやすい行動計画を立てる必要があります。

正直、ただ単純に「売上目標を達成しよう」といってもなかなか伝わらないものです。

「今月は残り100万円の利益を上げるために機械を3台売ってほしい!」
「A地域の営業に5人で100件まわってみてはどうか?」

ここまで細かく各社員のタスクに落とし込みましょう。

根気よく繰り返していけば、売上達成するためにどういう行動が必要なのか社員自身がわかってきます。

自分でタスクに落とし込めるようになるまで、はじめは手助けしてみましょう。

 

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中期経営計画に経営者の思いが入れば会社の未来が変わる!

中期経営計画の作り方次第で、会社の未来が変わる!

中期経営計画に経営者の思いが入っているかどうかで、会社の未来は変わります。

全社員に、5年後の会社のあるべき姿を共有し、目標を設定して、その目標に到達するための行動計画を示し、やるべきことを明確にします。

そうすることで、社員一人一人に仕事に対する目的意識が高まるでしょう。

また、行動計画まで示すということは、目標を達成できなかったときに、どの段階で間違えたのかわかり、次の行動に活かすことができます。

このように、経営者の思いを中期経営計画の行動計画まで落とし込んでいく事で、5年後の会社のあるべき姿に近づいていきます。

 

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まとめ|中期経営計画のわかりやすい作り方で経営者の思いをのせた計画を作ろう!

まとめ|中期経営計画がない企業から卒業して会社の未来を描いていこう!

中期経営計画のわかりやすい作り方は次の5ステップです。

STEP1:自社の現状分析をする
STEP2:経営理念を明確にする
STEP3:中期ビジョンを作成する
STEP4:売上計画・経費計画・設備投資計画を作る
STEP5:何通りも計画作成し、最善の経営計画にする

中期経営計画を実行可能にするには、次の3つのことをしましょう。

  • 経営理念や中期ビジョンを全社員で共有する
  • 会社の現状や課題を明確にする
  • 各社員のタスクに落とし込む

中期経営計画のわかりやすい作り方を実践して行動して、経営者の思いがつまった計画にすれば、絵に描いた餅になることはないでしょう。

中期経営計画とは、会社が利益を生むために策定する行動指針であり、数値目標です。

中期経営計画の5つのステップを押さえて、実現可能な経営計画で会社の未来を作っていきましょう!

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