短期経営計画の立て方!実行するための計画書にしよう!!

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短期経営計画の前に中期経営計画を作ろう! 経営計画

短期経営計画は、3~5ヵ年といった中期経営計画に基づき、単年度(1年間)で行うべき具体的な計画になります。

「え?短期経営計画って中期経営計画を作ってから作るものなの?!」

はい、基本そのとおりです。

本記事では、短期経営計画の立て方を順序立てて説明いたします。

短期経営計画の立て方がわかれば、目標達成に向けて一歩一歩近づいていけるようになりますので、今からみていきましょう。

 

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短期経営計画をいきなり立ててはダメ!

短期経営計画をいきなり立ててはダメ!

冒頭でもお伝えしたように、短期経営計画はいきなり立ててはいけません。

しかし、はじめに中期経営計画を作ると言っても、3~5年も先のことなんてわからないし、1年後なら見通しつくのに・・・と思われるかもしれません。

それでも我慢してください。

例えば、あなたの会社が赤字体質だった場合、1年間で黒字に転じるのはよほどのことがない限り難しいでしょう。そしてそれを継続することも容易ではありません。

ダイエットでもそうでしょう。

短期間のダイエットで減量しても、生活習慣が戻ればリバウンドします。

しかし、計画的に生活習慣の改善をしながら長期的にダイエットをすれば、減量後もリバウンドせず良いリズムが作られます。

5年後に黒字化目指す!とした場合、1年目は赤字計画でも5年間で赤字体質を少しずつ改善するんだという目標がしっかりしている為、焦ることはありません。

5年後のなりたい姿を目指して計画的に進むことで、計画達成に向けて業績悪化のリスクを軽減することができるのです。

 

短期経営計画の前に中期経営計画を作ろう!

短期経営計画の前に中期経営計画を作ろう!

それでは、短期経営計画を立てる前に中期経営計画を作ってみましょう。

中期経営計画は、3~5ヵ年と未来を見据えた経営計画です。

あなたが3~5年後にどんなふうに会社を成長させていきたいか考えてみてください。

「売上2倍にしたい」
「地域ナンバー1になりたい」
「海外に支店を出したい」

将来あるべき姿を思い描いたら、会社の現状と照らし合わせて今後どんな行動をとっていけばいいかを明らかにして、中期経営計画を作っていきます。

中期経営計画の作り方はこちらの記事でも詳しく書いてありますので、あわせてお読みください。

>>中期経営計画はわかりやすい作り方!5つのステップで会社の未来を描こう!!

中期経営計画のわかりやすい作り方!5つのステップで会社の未来を描こう!!
中期経営計画を作ってもいつも計画倒れ・・・そんなふうに思っていませんか?それは数字を当てはめただけの中期経営計画だからかもしれません。本来、中期経営計画は経営者の思いを数字に落とし込んでいくものです。本記事では中期経営計画のわかりやすい作り方である5つのステップを活用して経営者の思いを数値化していく流れをお伝えします。

そして中期経営計画は毎年作ることをおすすめします。

会社の現状は常に変化していきます。

3~5年後の会社の目指すべき姿に向かっていくために、変化していく現状に常に対応した経営計画を作っていきましょう!

 

短期経営計画の立て方・運用の仕方

短期経営計画の立て方・運用の仕方

中期経営計画ができたら、この計画を達成するために「これから何をしていくか」ということを単年度の短期経営計画に落とし込みます。

短期経営計画の立て方と運用の仕方はつぎのとおりです。

  1. 利益計画で儲かる仕組みを数値化しよう!
  2. 行動計画で自ら考え行動できる人材を育てよう!
  3. 予実管理で計画と実績の差異をチェックしよう!

それでは、みていきましょう!

①利益計画で儲かる仕組みを数値化しよう!

短期経営計画を立てるならば「まず売上目標を立てよう!」という経営者の方は多いと思います。

しかし、短期経営計画を立て方において「売上目標」から決めるのはNGです。

一番最初に決めるのは、次期にどれだけ利益を残すのか?という「利益目標」が望ましいです。

例えば、あなたが5年後に300万円の車を買おうとしたとします。

5年間で300万円車貯金しようとしたら、1年間に60万円、1ヵ月5万円の貯金をしなければなりません。

手取りは18万円で生活費は15万円だとしたら、貯金は3万円しかできないので残り2万円の貯金を捻出するためには「生活費を節約するか」「手取りを増やすか」といった対策が必要です。

このように、まずどれだけ次期に利益(貯金)を残すべきなのかを一番初めに決めれば「利益目標」を達成するための経費目標や売上目標が決まってくるのです。

利益計画の考え方

 

②行動計画で自ら考え行動できる人材を育てよう!

利益計画で売上が決まったら、その利益計画を達成するためにすべきことを書き出して「行動計画」を作ります。

行動計画は「今月の売上は、前年比110%めざします」というだけではありません。

そのとき必要なことは「何を」「どこに」「誰が」「どのように」「どのくらい」売るのかと具体的に行動計画にします。

例えば「子供服を」「全国に」「プロジェクトチームが」「ECサイト・SNS運用・HP開設して」「1ヵ月5,000万円」売るといった感じです。

このように決めると「前年比110%」とだけ言われるより、もっと具体的にどんな行動をすれば数値目標に近づけるのかわかりやすくなります。

  • 前年比110%になるためにはECサイトにどんな商品をラインナップするといいか?
  • SNS運用はInstagramでうちの商品を着たお子さんをアップすると着心地感が伝わるか?
  • 今月中に1万点の商品をカテゴリー分けして見やすくECサイトに投稿しようか?

具体的に行動計画を立てることで、現場の従業員は自分がどう動けば目標につながるかを考えるようになります。

 

③予実管理で計画と実績の差異をチェックしよう!

短期経営計画は立てっぱなしにしてはいけません。

1ヵ月に1回は、計画と実績の差異の分析し、各自にヒアリングしましょう。

こうすることで短期経営計画の達成がどのくらい進んでいるのか?進んでいない原因は何なのか?これからどうすればいいのか?といった課題がみえてきます。

課題を明確にしたら適切な対策を考え、実践していきます。

そして、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(対策)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な経営改善を促す予実管理ができるようになります。

 

まとめ|短期経営計画の立て方!実行するための計画書にしよう!!

まとめ|短期経営計画の立て方!実行するための計画書にしよう!!

短期経営計画は、3~5ヵ年といった中期経営計画に基づき、単年度(1年間)で行うべき具体的な計画になります。

短期経営計画を立てる前に、まずは中期経営計画を作ってみましょう。

中期経営計画は、3~5ヵ年と未来を見据えた経営計画で、会社の現状と照らし合わせて今後どんな行動をとっていけばいいかを明らかにします。

中期経営計画ができたら、この計画を達成するために「これから何をしていくか」ということを単年度の短期経営計画に落とし込みます。

短期経営計画の立て方と運用の仕方はつぎのとおりです。

  1. 利益計画で儲かる仕組みを数値化しよう!
  2. 行動計画で自ら考え行動できる人材を育てよう!
  3. 予実管理で計画と実績の差異をチェックしよう!

短期経営計画の立て方がわかるようになれば、3~5年後に会社がなりたい姿である目標達成に向けて一歩一歩近づいていけるようになりますので、是非短期経営計画を作って役立てていきましょう。

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