2022年4月13日(水)
「将軍の日」を白山市松任にある会場にて開催しました。
「将軍の日」とは、社長が1日で中期5ヵ年経営計画を立案するセミナーです。
今回、企業の経営者・後継者の方にご参加いただき、税理士や担当者のサポートのもと、1日かけて会社の方向性について考えていただきました。
本記事では、「将軍の日」に参加していただいた経営者・後継者の方のご感想と経営計画を立てた1日の流れをご紹介いたします。
「将軍の日」を活用して、自社の可能性を見出し、しっかりとした中期5ヵ年経営計画を立てていきましょう!
将軍の日に参加された経営者・後継者の方のご感想
「将軍の日」に参加された経営者・後継者の方から、つぎの2つの言葉をいただきました。
それでは見ていきましょう。
①A社様(東京:その他業種)
普段考えなかったようなことを明確にできたのでとても良かった。知らないことも知れましたし、本当に貴重な時間をありがとうございました。
②B社様(富山:建設業)
会社には1月から入りまして、前の会社でも似たような経験がありますので今の会社でも役に立てればな~と思います。
細かい経営状態をいままでそんなに真剣に考えてこなかったけど、よくわかりました。この計画どおりにいったら大きな利益を出るような気がしますので、計画通りに進めるように今から会社に戻って考えていきたいと思います。
③C社様(石川:建設業)
社長になって10年経ちました。どういう状態がしっかり儲かっている会社なのかということを少し勉強させていただきまして、5年後もしっかり儲かる会社にしたいなと思います。
普段漠然と考えていることを担当の方にお話して、自分自身もフィードバックできたかなと思っているところと、それを数値にすることによって、新たな目標や課題が見えてきたと思いますので、今日出来上がった計画をもとに社内で社員のみんなと共有していきたいと思っております。
④D社様(石川:サービス業)
社長が年を取ってきて、技術面は大丈夫なのですが、数字をみていただくのもいろいろWordとかもプロの方に教わっていけたらなと思っております。
いろいろ不安なことがありましたが、ここにきてものすごく心強く感じました。明日からまた頑張っていきたいと思います。
今回もいろんな経営者・後継者の方にご参加いただきました。
「普段考えなかったようなことを明確にできた」
「計画どおりにいったら大きな利益を出るような気がします」
「社内で社員のみんなと共有していきたい」
「すごく心強く感じました」
経営者・後継者の方々にそのように言っていただけて、とても喜ばしい限りです。
それでは、「将軍の日」とはどんなものなのか?
また、みなさんが「将軍の日」でどんな1日を体験されたのかご紹介していきます。
中期5ヵ年経営計画「将軍の日」とは?
「将軍の日」とは、戦国時代に将軍が戦場から離れた陣営で、戦局を見極め、戦略・戦術を立てたように、経営者が日常業務から離れ、電話も来客もない環境で、会社の将来を考え抜く時間を持ち、中期5ヵ年経営計画を立てるセミナーです。
経営者の方は、いつも会社のことを考えています。
しかし、それは今月の売上であったり資金繰りであったりと直近の課題などについてがほとんどではないでしょうか?
今の課題をこなしていくことも大切ですが、それだけでは会社がどこに向かっていくのかみえません。
船旅において目的地に着くために羅針盤が必要なように、会社経営も目標にむかっていくことで直近の課題解決の方向性も示すことができるのです。
会社の未来をしっかり考えることは、日常業務の中ではなかなか時間を取ることができないため、「将軍の日」にて1日じっくり考えていただき、それを経営計画に落とし込んでいくことができます。
将軍の日の一日の流れ
「将軍の日」とは、日常業務から離れ、会社の将来を考え抜く時間持ち、中期5ヵ年経営計画を立てるセミナーだといいますが、実際どんなことをするのでしょうか?
「将軍の日」の1日の流れは次のようになっています。
10:00~10:30|導入講義
10:30~11:20|自社分析【実習 1】
11:30~12:25|経営理念・中期ビジョン【実習 2】
12:25~13:00|お昼休憩
13:00~14:45|5ヵ年数値計画【実習 3】
15:00~16:30|目標設定【実習 4】
16:30~17:30|まとめ
それでは、「将軍の日」の1日の流れがどのような感じで行われるのかみていきましょう!
10:00~10:30|導入講義
はじめに、参加者の自己紹介や意気込みなどを話していただき、そのあと講師から経営計画の目的や経営に必要な3つの要素などの導入講義を受けます。
10:30~11:20|自社分析【実習 1】
次に現状を把握するため、自社分析をします。
「販売力分析」と「体力分析」の質問に5段階評価などしていただき、分析結果をみます。
11:30~12:25|経営理念・中期ビジョン【実習 2】
午前中の最後は、経営理念・中期ビジョンを立てます。
その理由は、中期5ヵ年経営計画を立てる前に社長が「目標」を示すことが大切であるからです。
「経営理念」を明確化し、「中期目標(ビジョン)」を設定していきます。
数年後(5年後)に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」を事業規模や事業領域から考えることで、これからどこで勝負していくかということを明確にすることができます。
12:25~13:00|お昼休憩
お昼休憩では、お弁当をいただきました♪
季節柄、たけのこご飯ですね~(*´▽`*)
将軍の日では、自社の未来をしっかり考える為、頭をフル回転させます。
しっかり栄養を取って午後からの経営計画書作成に力を入れていきましょう!
13:00~14:45|5ヵ年数値計画【実習 3】
午後からは、5ヵ年数値計画をしていきます。
午前中に考えていただいた、数年後(5年後)に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」を事業規模や事業領域を中期経営目標として設定します。
5年後のあるべき会社の姿を描きながら、そうなるための「売上・原価計画」、「人件費・他経費計画」、「設備・借入計画」について前向きな数値を経営シミュレーションしました。
15:00~16:30|目標設定【実習 4】
いよいよ目標設定です。
5年後に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」といった中期経営目標を改めて確認します。
中期経営計画を踏まえて、当期はどうするかという当期経営目標を決定し、数値目標と行動目標を考えていただきました。
16:30~17:30|まとめ
中期5ヵ年経営計画を達成していただく為に必要な事について、人類が月に行けた理由に基づいた「ロケット理論」を使ってご説明いたしました。
- 「目標が明確」になっていること
- 「目標達成方法」が具体化されていること
- 「達成管理の仕組み」が確立されていること
経営においても同じで、タイムリーに目標とのズレを把握し、すぐに改善の手立てが打てる仕組を持っておくことが目標を達成するために重要となります。
ロケット理論について詳しく書いてある記事がありますので、あわせてご覧ください。
中期5ヵ年経営計画セミナー「将軍の日」参加者の皆様
本日の中期5ヵ年経営計画セミナー「将軍の日」参加者の皆様を集合写真にてご紹介します。
まとめ|中期5ヵ年経営計画セミナー「将軍の日」で明るい未来を!
「将軍の日」とは、社長が1日で中期5ヵ年経営計画を立案するセミナーです。
今回は、白山市松任の会場にて、経営者・後継者の方にご参加いただき、税理士や担当者のサポートのもと、1日かけて会社の未来について考えていただきました。
参加された方は、次の4社の経営者・後継者の方です。
- ちゃんと計画を立てようとWeb検索から参加された方
- 会社に今年の1月から入った方
- 5年後もしっかり儲かる会社にしたいと思っている方
- 社長が年老いてきて数字面が心配という方
皆様には「このままではいけない!この先どうにかしていきたい!!」と危機感をもって取り組んでいただけたので、「将軍の日」を通じて今後の自社の可能性を感じていただけたのではないでしょうか?
がむしゃらでやっていてもダメだなと思って、ちゃんと計画を立てようと思ってWeb検索をして調べてきました。頑張って作りたいと思いますので宜しくお願い致します。