資金ショートからの復活は厳しい?!今すぐできる7つの視点と23の質問

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中小企業のための資金繰り改善方法!今すぐできる7つの視点と23の質問 資金繰り対策

中小企業にとって資金繰りは大きな課題です。

現預金がなくなれば資金繰りがショートして倒産も有りうるからです。

資金ショートからの復活はとても厳しいものですから、そうならないために資金繰り改善方法を対策として打ち出すようにしましょう!

資金繰り改善方法のポイントは「現預金の残高を増やすこと」です。

では、現預金の残高を増やすためにはどうしたらいいのでしょうか?

本記事では、中小企業のための資金繰り改善方法として7つの視点と今すぐ対策できる23の質問をご紹介します。

資金ショートになる前に、資金繰り悪化の問題点を浮き彫りにし、早期対策に取り組んで資金繰り改善をしていきましょう!

 

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資金ショートになる前に!7つの視点で現預金の残高を増やそう!

資金繰り改善方法!7つの視点で現預金の残高を増やそう!

資金繰り改善方法のポイントは、冒頭でもお伝えしたように「現預金の残高を増やすこと」です。

ここでは、次の7つの視点で資金繰り改善方法を検討していきます。

  1. 売上を上げられないか?
  2. 変動費を下げられないか?
  3. 固定費を下げられないか?
  4. 運転資金の差を改善できないか?
  5. 過剰な投資をしていないか?
  6. 資金調達と返済計画は妥当であるか?
  7. 経営計画を立てているか?

それでは、1つ1つ説明していきます。

説明の中で中小企業が資金繰り改善のために検討してほしい23の質問を紹介します。

資金繰り改善方法①売上を上げられないか?

資金繰り改善方法の1つ目は「売上を上げられないか?」を検討することです。

売上は商品単価と購入個数をかけたものです。

売上を上げるということは「売上=単価×個数」の単価または個数を上げる方法を考えることになります。売上が上がれば現預金も増えます。

売上を上げるためには次の3つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 顧客数を増やす
    ・・・新規顧客は増やせないか?リピーターや来店頻度を増やせないか?
  • 購買率を上げる
    ・・・思わず買いたくなるような品揃えやアプローチがされているか?
  • 客単価を上げる
    ・・・もう1点欲しくなるような仕掛け、接客がなされているか?

資金繰り改善方法②変動費を下げられないか?

資金繰り改善方法の2つ目は「変動費を下げられないか?」を検討することです。

変動費は売上によって変わる費用です。

商品仕入や商品を作るための材料費や外注費のことになります。商品仕入を減らしたり、材料費と外注費を下げることが出来れば、支払を減らせるため、結果、現預金が減らずにすみます。

商品仕入を減らすためには次の2つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 仕入量の適正化
    ・・・過剰仕入による売れ残り、不要な値引をしていないか?
  • 仕入単価を下げる
    ・・・仕入先をまとめる又は分散することで価格交渉できないか?

材料費を下げるためには次の2つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 材料量を減らす
    ・・・製造過程のロスや製造方法を見直せないか?
  • 材料単価を下げる
    ・・・購入単価やロット、購入先を見直せないか?

外注費を下げるためには次の2つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 内製化を増やす
    ・・・工程改善や納期交渉で内製化できないか?
  • 外注単価を下げる
    ・・・まとめて発注、納期に余裕を持たせることで価格交渉できないか?

 

資金繰り改善方法③固定費を下げられないか?

資金繰り改善方法の3つ目は「固定費を下げられないか?」を検討することです。

固定費は売上が減少しても変わらずかかる費用です。

給料手当や労務費、地代家賃、販促費などが固定費に該当します。

固定費を下げるためには次の7つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 給与手当
    ・・・人数、残業・休日出勤、基本給水準、営業成果などは適正か?
  • 労務費
    ・・・各工程、時間帯、繁閑差に合わせた人数か?基本給、残業・休日出勤などは適正か?
  • 地代家賃
    ・・・店舗、貸倉庫などの坪数・坪単価は適正か?契約更新時に交渉できないか?
  • 販促費
    ・・・まとめ発注で交渉できないか?費用対効果はあるのか?
  • 光熱費
    ・・・電力会社の契約は適正か?
  • 消耗品費
    ・・・事業に本当に必要なものか?
  • 支払利息
    ・・・借り換え等により減らすことはできないか?

事業によっては、上記以外の固定費でも削減できることがあるため、すべての固定費で一度検討してみましょう。

 

資金繰り改善方法④運転資金の差を改善できないか?

資金繰り改善方法の4つ目は「運転資金の差を改善できないか?」を検討することです。

運転資金の差を改善するということは、売掛金を早く回収して、買掛金・未払金を遅く支払うということです。

回収サイトと支払サイトの適正バランスが資金繰り改善につながります。

運転資金の差を改善するためには次の3つの視点で考えると対策が導きやすくなります。

  • 売掛金
    ・・・回収サイトの短縮依頼、滞留債権の回収ができないか?
  • 買掛金
    ・・・支払サイトの延長依頼ができないか?
  • 未払金
    ・・・支払サイトの延長依頼ができないか?

 

資金繰り改善方法⑤過剰な投資をしていないか?

資金繰り改善方法の5つ目は「過剰な投資をしていないか?」を検討することです。

投資は営業活動のキャッシュフローの範囲内で行うようにし、付加価値を生まない資産は回収して現金化するようにしましょう。

ここでは、次の2つの視点で投資活動による資金繰り改善方法のポイントをみていきます。

  • 投資の支出
    ・・・土地、設備投資は適正か?役員貸付など過剰な負担はないか?
  • 投資の回収
    ・・・設備投資による営業活動のキャッシュフローは増えているか?遊休資産などを現金化できないか?

 

資金繰り改善方法⑥資金調達と返済計画は妥当であるか?

資金繰り改善方法の6つ目は「資金調達と返済計画は妥当であるか?」を検討することです。

資金調達するときは同時に返済していけるのかどうか?を考えなくてはなりません。自己資金を投入するなどすぐに返さなくてもいい場合もありますが、基本、資金調達と返済計画はセットに考えましょう。

ここでは、次の2つの視点で財務活動による資金繰り改善方法のポイントをみていきます。

  • 借入返済
    ・・・借入の本数が多くないか?返済期間が短すぎないか?
  • 借入
    ・・・営業活動につながる借入か?返済額・返済期間・金利は適正か?

 

資金繰り改善方法⑦経営計画を立てているか?

資金繰り改善方法の7つ目は「経営計画を立てているか?」どうかです。資金繰り対策のためには経営計画をしっかり作るようにしましょう。

とくに計画のない経営は闇の中を歩いているようなものです。

先々のことをしっかり見据えて、資金がショートする前に対策していかないと、闇の中の崖は見えず、回避することが出来ません。

経営計画作成のお手伝いをさせていただくことができますので、ぜひ経営計画を作って経営に光が差し込むようにしましょう。

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中小企業のための資金繰り改善方法!今すぐ対策できる23の質問

中小企業のための資金繰り改善方法!今すぐ対策できる23の質問

資金繰り改善のために経営計画を立てる際には、ここまで紹介した23の質問を今一度おさらいして事前に対策をとっていきましょう。

7つの視点 23の質問
売上を上げられないか? 顧客数を増やす 新規顧客は増やせないか?
リピーターや来店頻度を増やせないか?
購買率を上げる 思わず買いたくなるような品揃えやアプローチがされているか?
客単価を上げる もう1点欲しくなるような仕掛け、接客がなされているか?
変動費を下げられないか? 仕入量の適正化 過剰仕入のよる売れ残り、不要な値引をしていないか?
仕入単価を下げる 仕入先をまとめる又は分散することで価格交渉できないか?
材料量を減らす 製造過程のロスや製造方法を見直せないか?
材料単価を下げる 購入単価やロット、購入先を見直せないか?
内製化を増やす 工程改善や納期交渉で内製化できないか?
外注単価を下げる まとめて発注、納期に余裕を持たせることで価格交渉できないか?
固定費を下げられないか? 給与手当 人数、残業・休日出勤、基本給水準、営業成果などは適正か?
労務費 各工程、時間帯、繁閑差に合わせた人数か?基本給、残業・休日出勤などは適正か?
地代家賃 店舗、貸倉庫などの坪数・坪単価は適正か?契約更新時に交渉できないか?
販促費 まとめ発注で交渉できないか?費用対効果はあるのか?
光熱費 電力会社の契約は適正か?
消耗品費 事業に本当に必要なものか?
支払利息 借り換え等により減らすことはできないか?
運転資金の差を改善できないか? 売掛金 回収サイトの短縮依頼、滞留債権の回収ができないか?
買掛金 支払サイトの延長依頼ができないか?
未払金 支払サイトの延長依頼ができないか?
過剰な投資をしていないか? 投資の支出 土地、設備投資は適正か?役員貸付など過剰な負担はないか?
投資の回収 設備投資による営業活動のキャッシュフローは増えているか?遊休資産などを現金化できないか?
資金調達と返済計画は妥当であるか? 借入返済 借入の本数が多くないか?返済期間が短すぎないか?
借入 営業活動につながる借入か?返済額・返済期間・金利は適正か?

中小企業のための資金繰り改善方法として、今すぐ対策できる23の質問の中で出来ることをしっかり見極めながら経営計画に取り入れていくと、実現可能な経営計画により近づくことができます。

これを機に、資金繰り表の見方を知っておくと資金繰り改善のポイントが見えてきますので、あわせてご覧ください。

>>資金繰り表の見方!3つのポイントで資金繰り改善を目指そう!

資金繰り表の見方!3つのポイントで資金繰り改善を目指そう!
資金繰り表の見方には3つのポイントがあります。資金繰り表の見方がわからないと、いったいいつ資金ショートがくるのか?足りない資金をどのように調達するのか?判断が遅くなる可能性もあります。本記事では、資金繰り表の見方をお伝えし、今からすぐ活用できるようなお話を致します。

 

資金ショートしないために!事前にエクセルで資金繰り表を作ろう!!

資金ショートからの復活は厳しいので、そうなる前にエクセルで資金繰り表を作ってみましょう!

資金繰り表は7つのステップでエクセルを使って作ることができます。

>>資金繰り表の作り方!エクセルで一から作る7つのステップ

資金繰り表の作り方!エクセルで一から作る7つのステップ
資金繰り表は、将来の資金の出入りを予測し、資金残高がどうなるかを未来予測することができる表です。資金不足が予測される場合、事前に対策をしておくことができるので、経営をしていく上でとても大切です。しかし、資金繰り表の作成は任意のため、決まった形式はありません。今回は資金繰り表を一からエクセルで作る方法をお伝えします。

 

また、エクセルに数字を入れるだけで自動計算してくれる資金繰り表ツールもございます。合わせて利用すると、いつ資金ショートするのか把握しやすいので、資金繰り改善の対策も取りやすいでしょう。

>>資金繰り表はエクセル自動計算で!無料ツールを活用しよう!!

資金繰り表はエクセル自動計算で!無料ツールを活用しよう!!
資金繰り表はエクセル自動計算できます。本記事では、簡単な質問に回答するだけで、エクセル自動計算してくれる資金繰り表が公的機関の無料ツールを紹介します。今後の見通しはどうなのか?いくつかの資金繰りパターンを考えるのにとても役立ちますよ。

まとめ|今すぐ対策できる23の質問で資金繰り改善に役立てよう!

まとめ|今すぐ対策できる23の質問で資金繰り改善に役立てよう!

今すぐ対策できる23の質問の中に資金繰り改善の解決の糸口はありましたか?

中小企業にとって資金繰り改善は大きな課題です。

現預金がなくなれば資金繰りがショートして倒産も有りうるからです。

資金ショートしてしまったら、会社が利益を出していても復活はきびしいものです。

利益があるのに倒産だなんて誰しも避けたいものですね。

このようなことになる前に、中小企業のための資金繰り改善方法として7つの視点と今すぐ対策できる23の質問を取り入れて、資金繰り悪化の問題点を浮き彫りにし、資金繰り改善をしていきましょう。

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