自営業の資金繰りは大変!手元のお金を増やすためにすべきこと7選

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自営業の資金繰りは大変!お金のやりくりを上手くする対処法 資金繰り対策

「今月の支払いは多いな」
「どこからお金を工面しよう」

毎月、資金繰りの面で頭を抱えることが多いのではないでしょうか?

大企業や中小企業であれば、ある程度蓄えもあるかもしれませんが、自営業はなかなかゆとりが持てないものです。

本記事では、自営業の資金繰りが大変になる理由や手元のお金を増やすためにすべきことをお伝えします。

自営業の資金繰りの大変さが少しでも軽減されるように対策していきましょう!

 

自営業の資金繰りが大変なのはなぜ?

自営業の資金繰りが大変なのはなぜ?

自営業の資金繰りが大変なのはなぜでしょうか?

考えられる理由が3つあります。

①お財布を分けていない
②帳簿をつけていない
③気前がよい

一つずつお伝えします。

①お財布を分けていない

自営業の資金繰りが大変になる理由の1つ目は、「お財布を分けていない」ことです。

個人の生活用と事業用で現金や通帳を分けていますか?

例えば、お客様から現金回収した売掛金をそのまま個人の支払いに回す事業主は少なからずおられるのではないでしょうか?また、事業用の通帳なのに、お子さんの学費が引き落とされているとか、年金が入ってきているとか、そのようなケースもあるかもしれません。

そのような状態ですと、個人の生活用と事業用のお金が混ざる状態になる為、資金繰りが大変になることに気づくのが遅くなる恐れがあります。

個人の生活用と事業用で現金や通帳は必ず分けるようにしましょう。

 

②帳簿をつけていない

自営業の資金繰りが大変になる理由の2つ目は、「帳簿をつけていない」ことです。

日々の帳簿はつけていますか?

日々の帳簿をつけずに、例えば確定申告の時期になって1年分慌ててまとめているようでは、資金繰り悪化の要因に気が付かず、いつまで経ってもお金がないことに苦労することになります。

日々の帳簿をしっかりつけて、資金繰りが悪化する前に何らかの対策で手を打つようにしましょう。

 

③気前がよい

自営業の資金繰りが大変になる理由の3つ目は、「気前がよい」ことです。

買掛金や未払金はすぐお金を支払うのに、売掛先に「支払いを待ってくれないか?」と言われて、何ヶ月も気長に待っていませんか?

一見、気前がよくていいことですが、買掛金や未払金をさっさと支払っているのに、売掛金回収に無頓着ではとても危険です。

このままでは、回収サイトと支払サイトの適正バランスが崩れ、資金繰り悪化の原因になります。

売掛金はいつまでに支払ってくれるのか、買掛金・未払金の支払いの猶予はいつまでなのか、把握しておくことが大切です。

 

手元のお金を増やすためにすべきこと7選

手元のお金を増やすためにすべきこと7選

自営業の資金繰り改善のために、手元のお金を増やす方法はどのようなものがあるでしょうか?

代表的な7つをあげました。

①売上を上げられないか?
②変動費を下げられないか?
③固定費を下げられないか?
④運転資金の差を改善できないか?
⑤過剰な投資をしていないか?
⑥資金調達と返済計画は妥当であるか?
⑦経営計画を立てているか?

順にお伝えします。

 

①売上を上げられないか?

手元のお金を増やすために「売上を上げられないか?」を検討しましょう!

売上が上がれば現預金が増えます。

「売上=単価×個数」の単価または個数を上げる方法を考えることで売上が上がります。

【例】顧客数を増やす、購買率を上げる、客単価を上げるなど

 

②変動費を下げられないか?

手元のお金を増やすために「変動費を下げられないか?」を検討しましょう!

変動費は売上によって変わる費用です。

商品仕入を減らしたり、材料費と外注費を下げたりすることが出来れば、支払を減らせるため、結果、現預金を減らさずにすみます。

【例】仕入単価を下げる、材料量を減らす、内製化を増やすなど

 

③固定費を下げられないか?

手元のお金を増やすために「固定費を下げられないか?」を検討しましょう!

固定費は売上が減少しても必ずかかる費用です。給料手当や労務費、地代家賃、販促費などが固定費に該当します。

各固定費の見直しをすることで、手元のお金を増やすことができます。

【例】消耗品費の検討、地代家賃の交渉、販促費の費用対効果など

 

④運転資金の差を改善できないか?

手元のお金を増やすために「運転資金の差を改善できないか?」を検討しましょう!

運転資金の差を改善するということは、売掛金を早く回収して、買掛金・未払金を遅く支払うということです。

回収サイトと支払サイトの適正バランスが資金繰り改善につながります。

【例】売掛金回収の期間短縮依頼、買掛金・未払金支払いの期間延長依頼など

 

⑤過剰な投資をしていないか?

手元のお金を増やすために「過剰な投資をしていないか?」を検討しましょう!

投資は営業活動で得たお金の範囲内で行うようにし、付加価値を生まない資産はできる限り現金化するようにしましょう。

【例】投資する目的の明確化、利益を生み出さない資産の売却など

⑥資金調達と返済計画は妥当であるか?

手元のお金を増やすために「資金調達と返済計画は妥当であるか?」を検討しましょう!

資金調達するときは同時に返済していけるのかどうか?を考える必要があります。

基本、資金調達と返済計画はセットに考えましょう。たとえ自己資金の場合でも、事業から返済していけるかどうか考えることが大切です。

【例】借入金の目的の明確化、借入金の本数をまとめるなど

 

⑦経営計画を立てているか?

手元のお金を増やすために「経営計画を立てているか?」を検討しましょう!

計画のない経営は闇の中を歩いているようなものです。

資金がショートしないかどうか、先をしっかり見据え、計画を立てて対策することで、闇の中の崖を照らすことができ、資金ショートを回避することができます。

 

>>資金ショートからの復活は厳しい?!今すぐできる7つの視点と23の質問

資金ショートからの復活は厳しい?!今すぐできる7つの視点と23の質問
中小企業にとって資金繰り改善は大きな課題です。現預金がなくなれば資金繰りがショートして倒産も有りうるからです。いったん資金ショートしてしまうと復活は厳しいものです。そうなる前に、中小企業のための資金繰り改善方法として7つの視点と今すぐ対策できる23の質問を取り入れて、資金繰り悪化の問題点を浮き彫りにしていきましょう。

まとめ|自営業の資金繰りは大変!手元のお金を増やすように心がけよう!!

まとめ|自営業の資金繰りは大変!手元のお金を増やすように心がけよう!!

ここまで、自営業の資金繰りが大変な理由や手元のお金を増やすためにすべきことをお伝えしました。

個人用と事業用でお財布を分けることや運転資金の差を改善することなど、大切なことがいくつもありましたね。

その中でも、経営計画を立てることはとても重要です。

昨今の情勢から、もはや長年の勘だけで経営ができなくなってきていることにお気づきではないでしょうか?

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