2026年6月3日(水)
福井市のある会場にて「将軍の日」を開催しました。
「将軍の日」とは、社長が1日で中期5ヵ年経営計画を立案するセミナーです。
今回、3社4名の経営者と経営陣の方々にご参加いただき、税理士や担当者のサポートのもと、1日かけて会社の今後について考えていただきました。
本記事では、将軍の日参加者の声や将軍の日がどのように行われているのかをお伝えいたします。
たった1日で中期5ヵ年経営計画が作れる「将軍の日」とは?

「将軍の日」とは、戦国時代に将軍が戦場から離れた陣営で、戦局を見極め、戦略・戦術を立てたように、経営者が日常業務から離れ、電話も来客もない環境で、会社の将来を考え抜く時間を持ち、中期5ヵ年経営計画を立てるセミナーです。
経営者の方は、いつも会社のことを考えています。
しかし、それは今月の売上であったり資金繰りであったりと直近の課題などについてがほとんどではないでしょうか?
今の課題をこなしていくことも大切ですが、それだけでは会社がどこに向かっていくのか見えません。
車の運転において出発地から目的地に着くためにはカーナビを利用します。道路工事や交通渋滞などによりルートから外れた場合はカーナビをみて元の道に戻るためにはどうすればいいか?他のルートはないか?などを確認し軌道修正します。
同じように、会社経営も現状からなりたい姿、すなわち目標にむかっていくためには経営計画が必要です。不測の事態により計画どおりにいかなくなった場合は、経営計画と現状の差異を認識し、今後の課題解決の方向性を示すことができるのです。
そのために会社経営には中期5ヵ年経営計画が必要なのです。
会社の未来をしっかり考えることは、日常業務の中ではなかなか時間を取ることができないため、「将軍の日」にて1日じっくり考えていただき、それを経営計画に落とし込んでいくことができます。
「将軍の日」の一日の流れ

「将軍の日」とは、日常業務から離れ、会社の将来を考え抜き、中期5ヵ年経営計画を立てるセミナーですが、実際どんなことをするのでしょうか?
「将軍の日」の1日の流れは次のようになっています。
10:00~10:30|導入講義
10:30~11:20|自社分析【実習 1】
11:30~12:25|経営理念・中期ビジョン【実習 2】
12:25~13:00|お昼休憩
13:00~14:45|5ヵ年数値計画【実習 3】
15:00~16:30|目標設定【実習 4】
16:30~17:30|まとめ
それでは、「将軍の日」の1日の流れがどのような感じで行われるのかみていきましょう!
10:00~10:30|導入講義

はじめに、講師から経営計画の目的や経営に必要な3つの要素と5つの還元先などの導入講義を受けます。
10:30~11:20|自社分析【実習 1】

次に現状を把握するため、自社分析をします。
「販売力分析」と「体力分析」の質問に5段階評価などしていただき、分析結果をみます。
11:30~12:25|経営理念・中期ビジョン【実習 2】

午前中の最後は、経営理念・中期ビジョンを立てます。
その理由は、中期5ヵ年経営計画を立てる前に社長が「目標」を示すことが大切であるからです。
「経営理念」を明確化し、「中期目標(ビジョン)」を設定していきます。
数年後(5年後)に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」を事業規模や事業領域から考えることで、これからどこで勝負していくかということを明確にすることができます。
12:25~13:00|お昼休憩

お昼休憩では、和食と鉄板料理「美くに」さんのお弁当をいただきました♪
将軍の日では、自社の未来をしっかり考える為、頭をフル回転させます。
しっかり栄養を取って午後からの経営計画書作成に力を入れていきましょう!
13:00~14:45|5ヵ年数値計画【実習 3】

午後からは、5ヵ年数値計画をしていきます。
午前中に考えていただいた、数年後(5年後)に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」を事業規模や事業領域を中期経営目標として設定します。
5年後のあるべき会社の姿を描きながら、そうなるための「売上・原価計画」、「人件費・他経費計画」、「設備・借入計画」について前向きな数値を経営シミュレーションしました。
15:00~16:30|目標設定【実習 4】

いよいよ目標設定です。
5年後に「どうなっていたいか」「どうあるべきか」といった中期経営目標を改めて確認します。
中期経営計画を踏まえて、当期はどうするかという当期経営目標を決定し、数値目標と行動目標を考えていただきました。
16:30~17:30|まとめ

中期5ヵ年経営計画を達成していただく為に必要な事について、人類が月に行けた理由に基づいた「ロケット理論」を使って説明いたしました。
- 「目標が明確」になっていること
- 「目標達成方法」が具体化されていること
- 「達成管理の仕組み」が確立されていること
経営においても同じで、タイムリーに目標とのズレを把握し、すぐに改善の手立てが打てる仕組みを持っておくことが目標を達成するために重要となります。
ロケット理論について詳しく書いてある記事がありますので、あわせてご覧ください。

中期5ヵ年経営計画を策定できる「将軍の日」の感想

今回の中期5ヵ年経営計画立案セミナー「将軍の日」に1日参加していただいた経営者・経営陣の方々の感想をご紹介します。
A社様(自動車修理・販売業) 8回目参加
A社様は今回8回目のご参加になります。
経営者様からの感想です。
B社様(運送業) 初参加
B社様からは今後の経営を担う取締役様お二人が初参加されました。
取締役A様からの感想です。
取締役B様からの感想です。
C社様(不動産業) 初参加
C社様からは経営者様が初参加となりました。
経営者様からの感想です。
今回ご参加いただいた3社の巡回担当者や税理士の感想は?

今回参加していただいた3社の巡回担当者と税理士の感想です。
A社様の巡回担当者と税理士の感想
A社様の巡回担当者からの感想です。
社長の頼もしい姿を拝見し、私自身も、日々成長していかなければならないと改めて感じました。
税理士からの感想です。
MAS監査による月次の伴走支援と、5年後の将来像を見据えて経営課題を整理する「将軍の日」では、それぞれ果たす役割が異なることを改めて実感しました。
参加のたびに新たな論点や課題が浮かび上がり、その整理は容易ではありませんが、だからこそ毎年継続して取り組む意義があることを、この社長様の姿勢から学ぶことができました。
B社様の巡回担当者と税理士の感想
B社様の巡回担当者からの感想です。
一緒に会社の歩みを振り返る中で、お二人がどのように会社を受け継ぎ、未来を描こうとしているのか、その思いに触れられる時間となりました。
お話の中では、これからの会社の方向性や、社員の皆様へのあたたかな気持ちが真っ直ぐ伝わってきて、担当として心が動く場面が多くありました。今回の機会を通じて、これからもお力になれるよう、より良い形でしっかり伴走していきたいと思っております。
税理士からの感想です。
また、将来承継する会社の現状や課題、目指す方向性への理解を深める貴重な機会となり、事業承継に向けた意識醸成にも貢献できたのではないかと思いました。
「将軍の日」は、次世代経営者を育てる場としても大きな意義があることを改めて実感しました。
C社様の巡回担当者と税理士の感想
C社様の巡回担当者からの感想です。
しかし、いざ始まると来期のために今期中にこんなことをしたいとか、数年後に新しいことも始めてみたいとか、数年後のなりたい姿に向けて、ちゃんとご自身のお考えを持っておられました。
実際に数値計画まで立てて、今後の課題が見えてきたので、引き続き課題に対する対策を一緒に考えていきたいと思います。
税理士からの感想です。
経営者様の意欲は買うものの、事業経験が殆ど無いことに不安を感じ「将軍の日」への参加を勧めました。研修後、知識・経験の無さを痛感したと嘆いておられましたが、目的達成です。
まとめ|中期5ヵ年経営計画策定セミナー「将軍の日」でなりたい姿へ!






2026年6月3日(水)
福井市のある会場にて「将軍の日」を開催しました。
今回3社4名の経営者と経営陣の方々にご参加いただきました。
「今後の目標の大事さを知った」「経費を全て明らかにして身軽な経営が出来るべく、社長をサポートしたい」「現在の立ち位置、どこに向かって行くべきか新しい事業も含め認識できた」と皆様から喜びの声をいただきました。
将軍の日は毎年参加していくことで、5年後の姿にどんどん近づいていきます。
ぜひ、今回作られた中期5ヵ年経営計画をもとに日々の経営活動を行っていただき、またご参加いただけると幸いです。
踏み出した一歩を大切にして、さまざまな課題を乗り越えていきましょう!

